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ここに至るまでの経歴です。

 

 

昭和時代、岐阜県のハス畑の真ん中に産み落とされる。

幼少時代、トンボを追って過ごす。

小学校時代、周辺から「よっちゃん、絵がうまいでまんがかになりゃー」と言われ、
マンガ家を志す。

中学校時代、運動音痴の内気な少年として暗い毎日を送る。

高校時代、悪い人たちと出会い、酒の味を覚える。

大学時代、酒とデッサンと、なぜかラグビーに明け暮れる。

社会人時代、なぜか高校の美術教師になってしまう。

立志時代、突如上京し、作家となることを志す。

平成時代、お酒を飲んで過ごす。

 

自己紹介です。小学校時代の文集風に。

 

好きな食べ物........あぶらあげ

食べますね、最近。森田家の料理には何にでも入ってます。みそ汁はもちろんのこと、炒め物、煮物、そのまま焼いてショウガ醤油でも食べるし、アレンジ料理も開発中。自分の中で非常なブームです。
以前は「エビ」が掛け値なしに一位だったんだけど、エビは毎日食べられませんね。ハレの日の食べ物、それがエビ。そういう意味でもあぶらあげは偉い。毎日食べたい。
顧みるに、自分が「きつねあな」(本当にこういう住所なのだ)という町で育ったこととも深い因果関係があるのではなかろうか、とも思えるのですね。
子供の頃、近くの稲荷神社に行くと、なぜかごっそりとビニール袋いっぱいの(お供え物の)あぶらあげがもらえて、ありゃときめいたなあ。おかしな子供。


あぶらあげのおふとんで眠りたい。

きらいな食べ物........ヒツジ肉

マンガ家デビューしたての頃に、取材旅行と称してなぜかモンゴル(中国内モンゴル自治区)に連れてってもらいました。そこでは現地人と同じ生活習慣で過ごすことになりまして、そのときに蒙古人が、歓迎の意味で、ヒツジをシメて開いて解体して調理してもてなしてくれたのです。ありがたかったけど、つーか得難い体験だったけど、食えたもんじゃなかった。「ギャートルズ」に出てくるような骨付きの肉塊を、わずかな塩味で煮るだけなのです。茹でヒツジ。ケダモノ風味。こみ上げる酸っぱいものと苦渋とともに、男辛抱の笑顔で飲み下しました。国際友好親善旅団やからね、一応オレら。
なわけで帰国すると、オレはすっかりヒツジ嫌いの人になってたのでした。
顧みるに、自分が未年であることとも深い因果関係があるのではなかろうか、とも思えるのですね。


彼らの中ではいちばんのごちそうなんである。ムゲに断るわけにもゆくまい。

好きな音楽家........セロニアス-モンク

この人にはめちゃめちゃ凝りました。ぼくは基本的に、ジャズと、ストーンズと、真心ブラザーズと、パフィーしか聴かないわけですが、その中でもモンクは筆頭!ぼくが死んだら、モンクの「サムシンインブルー」という曲を葬送曲にしてください。これは正式な遺言です。

好きな楽曲........Message in a bottle (THE POLICE)

上のセロニアス-モンクのところであんなこと言っておきながら、ぼくが最も好きなのはこのパンクの曲なのです。高校時代の多感な時期に聴き込んだ曲ってのは、生涯心の感じやすい場所にこびりついてますね、やっぱ。ギターのイントロが好きで好きで、おぼつかない指先でこの曲だけは弾けるようになろうと思い定め必死で練習してました。ついでにピアノでは、モンクの「ブルーモンク」って曲だけ弾けるのです。

好きな映画........ファンダンゴ

ゴッドファーザー三部作とか、ナビィの恋とか、E.T.とか、グランブルーとか、いろいろアタマに思い浮かんでどれにしようか迷ったんだけど、あまりコマーシャルなものを選んでもクリエイターとしてカッコ悪いということで、ま、このダサダサB級映画に決めました。兵役を忌避してメキシコに逃げる道々、しょうもない事件が次々に起きます。思わず脱力してしまうこのくだらなさがたまらないのだ。だけど締めるトコは締めようという意図もあって、その意味では超A級のB級映画と言ってよいでありましょう。ケビン-コスナーのデビュー作ってとこからして、そんな感じでしょ?

好きな作家........開高健

明晰なレトリックというものに憧れるんですね、ぼくは。このひとの作品世界は、全体を構築する力もさることながら、その一言一言が俳句のような美しさを持っているのです。描写の明晰さでもって読ませるデッサンの芸術家なの。例えば釣りに行ってその模様を伝えるルポルタージュみたいなこともしているのですが、何も釣れなくても、その情景描写だけで読者の心を惹き付けて放さないものを書きあげてしまうのです。何も起きなかったことを描くというのは、実は大変な作業なわけです。(日記コラム書いてるからわかるけど)。「古池やカワズ飛び込む水の音」ってなもんです。
しかし10万以上の金を注ぎ込んで購入した開高健全集はなかなか読み進めないんだよなー...風呂に持ちこめないところがネックか?宝物扱いだし...

座右の書........長いお別れ/レイモンド・チャンドラー

「THE LONG GOODBYE.」を「長いお別れ」と訳してしまう荒さもどうかと思われるのですが、率直にかっこいいっすね、このタイトル。あとチャンドラー作品は「The Big Sleep.」が「みっつ数えろ」と訳されてたり、そのセンスの渋さで抜きん出てます。
文字アレルギーで、大学を出るまで絵のついた本しか開いたことがなかったオレは、さすがに社会に出てこれではまずい、と思い本屋へ行き、このかっこいいタイトルの本をたまたま手に取ったのでした。そしたら、面白いのね、小説って。たちまちハマって、それ以来ですよ、本を読み始めたのは。
いつも殴られてて、いつもヒゲを剃ってる、ハードボイルド探偵フィリップ・マーロウは、テレビ生活を拒否してた当時のオレにとってNo.1ヒーロー。あの逆転シーンの有名すぎるせりふには心底に震えがきました。


「I'll be Waiting.」(「待っている」)。やっぱシブイ。

以前のprofile


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東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

 


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